会社辞めたい話の行方 ~夫婦の絆を深めたBRUTUS~

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早速ですが、昨日の続きです。

★昨日のブログ記事はこちら→「会社辞めたい話の行方 ~嫁が流した涙のワケとは?~

 

私は、会社を辞める決心をしました。

 

それは、

人生を掛けた「ネットビジネス」が、

予定通りに進められない焦り。

 

そして、

会社での「時間的拘束」と、

「精神的苦痛」からの解放。

 

その二つの問題を解決する為でした。

 

その為には、まず嫁から承諾を、

貰う必要があったのです。

 

■ 嫁の流した涙
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月曜の夜、「会社を辞めたい」と話を切り出し、

お互いに、考えや思いをぶつけ合いました。

 

その結果、

嫁は「大粒の涙」を流しました。

 

その理由は、

私の「考えが甘い」と感じたから。

 

確かに、話だけ聞いたら、

甘いと感じるかもしれない。

 

ネットビジネスではまだ、

何の実績も出していない。

 

つまり、何の保証もない訳だ。

 

■ 何の保証もない
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そんな状態で、ネットビジネスを、

本気で取り組みたいと言われても、

そりゃ、信じれる訳がないだろう。

 

単純に、今の仕事が辛くなって、

逃げ出したくなってるだけだと。

 

嫁の立場とすれば、今の生活を守る為、

今の仕事を続けてと思うのは当然だ。

 

嫁は私よりも、冷静に現実を見ていて、

私は嫁よりも、楽観に理想を見ていた。

 

結局、その日は私の方が折れ、

「会社は辞めない」という結論で決着した。

 

■ 根性なしの無責任な男
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次の日、重い身体で何とか会社に向かい、

何事も無かったかのように仕事をこなした。

 

しかし、もう限界を超えていた。

もう一度「この会社で頑張ろう!」

という気持ちには、到底なれないのだ。

 

読者の方は、これを読んで、

なんて思うのだろう?

 

「根性なしの無責任な男」

正直、どう思われようと構わない。

 

それ位、今の私は追い込まれている。

 

■ 嫁の予想外の言葉
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その日の帰宅後、私は思い切って、

「やっぱり会社辞めたいんだけど」

と再度、嫁に切り出してみた。

 

すると、嫁の口から、

予想外の言葉が返ってきた。

 

「失業保険って辞めてから、

3ヶ月間出るんだっけ?」

 

昨日とは打って変わって、

スッキリした表情を浮かべた嫁が、

夕食の準備をしながら言った。

 

「いや、辞めてから、

3ヶ月後に出るんだよ」

 

私はビックリしながら、

嫁の間違いを訂正した。

 

■ 嫁の心境の変化
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その後、話を聞いてみると、

嫁なりに、1日かけて色々考えたという。

 

日曜日の折込チラシの求人広告を、

引っ張り出し、色々眺めてみたという。

 

その結果、出した答えが、

「会社を辞めてもいい」

というモノだった。

 

あぁ、何て出来た嫁なんだろう。

俺は、こいつを一生守ってやる。

 

…と、思ったのもつかの間、

「会社を辞めてもいい」けど条件がある。

 

■ ホントに辞めれる?
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その条件とは、

・嫁が自分の両親に状況を説明した後で辞める。

・流石に生活費0円は無理なので仕事を探す。

・仕事は時間的拘束を考え家の近くで探す。

・最低限として社会保障完備の会社を探す。

・精神的苦痛の少ない仕事を探す。

 

…ん?

結構アレな条件だよね(汗)

 

と、思いながらも、

その後、二人で、あーだこーだ言いながら、

求人広告を眺め、穏やかな時間を過ごした。

 

やがて、話題は、嫁が買った1冊の雑誌、

鎌倉特集の「BRUTUS」になっていた。

 

■ 二人の夢
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嫁は鎌倉が大好きで、家族で良く遊びに行く。

そして、車の中で毎回こんな会話をする。

 

嫁が聞く。

「一度で良いから鎌倉に住んでみたくない?」

 

私が答える。

「鎌倉は観光地であって住む場所じゃないよ」

 

その日の夜も、「BRUTUS」を二人で読みながら、

やはり、いつもの会話になった。

 

嫁が聞いた。

「一度で良いから鎌倉に住んでみたくない?」

 

私は答えた。

「そうだね鎌倉に住むのも良いかもしれない」

 

$36歳で2児と家のローン持ちが会社辞めたい。

 

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